二本松郷土料理【ざくざく汁】京都から会津藩そして二本松へ
今日は久しぶりに【今週のお題】に挑戦してみようと思う( *´艸`)
今週は【最近おいしかったもの】とのことですが、一番に思いついたのは先日地元の秋のお祭りの際に食べた郷土料理の【ざくざく】が美味しかったな✨
二本松郷土料理【ざくざく汁】って?
自分の地元ではお祭りの際とかに、大体の家庭で【郷土料理ざくざく】は出てくる❗
・・もちろん出ない家庭もあるし大体の家庭って言っちゃっていいのかな💦
とりあえず【ざくざく】とはこんな感じ(笑)
そうです、汁物なので【ざくざく汁】とか【ざくざく煮】などと呼ばれることもありますが、だいたいは【ざくざく】で通用します(笑)
お祭りの時やお祝いなどの時に作られる料理となっています( *´艸`)
材料【ざくざく】
それぞれの家庭で少しづつ違って来ると思うが、我が家の材料としては上記の9種類になってくる(*´▽`*)
基本的にはこれらの材料すべてを、約1cm以下位の「采の目切り」に入れるだけのお手軽だが、栄養が取れる料理になっている😊
レシピ
1.根菜が多いので材料の皮を剥き、だいたい1cm位の角切りにし、ごぼうやレンコンは酢水につけておきましょう❗
2.里芋は「ぬるぬる」のぬめりを取るため少量の塩でもみ水で洗うと大分ぬめりが取れるんです(^^♪こんにゃくは水から煮て下茹でしましょう🤔
3.下準備ができたら鍋に材料をドサドサいれ水を入れて煮ましょう!煮え始まったかなという所で焼き豆腐とさつまあげを入れましょう( *´艸`)
4.材料が煮えたら調味料で味つけしましょう(基本は醤油味ベースなので)
- だし
- 砂糖
- 醤油
- 水
二本松郷土料理【ざくざく】のルーツ
(諸説あり)になってしまいますが自分が子供の頃に親に聞いた話によると、元々京都の料理らしく身分の高い方々がめったに手に入らない食材を使って作ったらしく、今でいう高級煮物料理だったらしいです🤔
それが会津に渡ってきて
- ホタテ
- 里芋
- 人参
- 椎茸
- 糸こん
- きくらげ
- 豆麩
などの具材を使って細かく「采の目に切り」にしホタテだしで煮た汁物として会津の郷土料理になったらしい(; ・`д・´)
そして昔の二本松藩は江戸時代、二本松藩となる前に【京都守護職】や【新選組】で有名な【会津藩】だったので、その時に会津藩士の家族がお正月やお祝いの席でこの料理を振舞ったことから【ざくざく】の名を広め、二本松にも郷土料理として伝わってきたと聞いています(*´▽`*)
昔は武士階級の料理だったことを考えると、何だか美味しさもより一層って感じになりますね😍
簡単に作れるので、「今日の汁物のメニューどうしよう?」なんて悩んだ時に作ってみては如何でしょうか?
そんじゃ、またね!