日本の誇る提灯が夜空を焦がす日本三大提灯祭
日本三大提灯祭りというものが有るのはご存知ですか?
日本全国の中でも提灯を使用した祭りの中で規模や由緒などから決まった三つの祭りの総称になっています(*´▽`*)
その三大提灯祭りは何ぞやというと、北から
の3つのお祭りになっている✨
もちろん、この三大提灯祭り以外にも日本にはたくさんの提灯祭りが有るが今回はこの3つをご紹介させて貰います😁❗
【そもそも「提灯」の歴史は?】
人類は火を扱うことによって、他の生物達とは違う進化を辿ってきました、食物に火を通し栄養の吸収率が良くし寿命が延びたり。
また、火によって暖をとれるようになったため、世界の隅々まで生存区域が広がったり。
そして暗闇に灯りを灯し身の安全と闇夜から心の安らぎを得たりと、人類は火を扱う事で大脳の発達を促したとも言われているほどです(>_<)
日本の提灯の歴史は古くて室町時代まで遡り、その当時に中国から来たとされている提灯には、竹かごに紙を張ったカゴのような提灯でした。
安土桃山時代から江戸時代の初め頃に、祭礼とか戦場で大量に提灯の使用が要因となって技術向上がなされて、軽くて持ち運びに便利な簡易型提灯へ発展をしてきたらしいです( ..)φメモメモ
更には江戸時代の中期頃からロウソクの大量生産が出来るようになってくると、それまでは天皇や貴族、または武士や僧侶といった当時で言う、上流階級と呼ばれる人々だけが使用していた提灯も、安くて大量に出回り、またいろんな形状の提灯が当時の人々の生活に浸透していったらしいですよ😁
お盆の供養に提灯を使う風習などもこの頃浸透したみたいです。
この頃の提灯は、今でいう懐中電灯とか室内の電気なもので、全国で提灯を作っていたみたい🤔
では早速、
【秋田竿燈まつり】
稲穂みたいに揺れる竿燈、そこに響きわたる太鼓と笛のお囃子、技を見せ合う腕自慢に送られる熱い拍手や声援❗
例年8月3日~8月6日に開催されている【秋田竿燈まつり】は【青森のねぶた祭】や【仙台の七夕まつり】に並んで東北三大祭りにもなっている程です😁
五穀豊穣を祈願して、祭り全体で大体280本の竿燈!それと大体10,000個の提灯が並ぶ姿はまさに壮観になっています❗
【秋田竿燈祭り】は例年約130万人の観客が訪れる秋田県秋田市の夏の風物詩と言っても過言ではないと思います✨
長い竹竿をこれでもか!って位のたくさん提灯を吊り下げてる竿燈を、差し手と呼ばれる方達が力強く持ち上げながら市内を練り歩く伝統的なお祭りになっています(; ・`д・´)
竿燈全体を稲穂に見立て、そして吊るされた提灯を米俵に見立てて、五穀豊穣を祈願しています😁
なんと約270年という歴史を持つお祭りで、西暦1980年(昭和55年)には国重要無形民俗文化財に指定されているらしいです❗
自分も一度だけですが見に行った事があります、遠くからだと本当に稲穂が風に揺らめいているような幻想的な明かりで、近づくと見るものを圧倒する熱気と盛り上がりが体感出来ました😍
今年はもう終わってしまいましたが興味が有る方はぜひ、来年ご覧になってみて下さい😁❗
【二本松提灯祭り】
この【二本松提灯祭り】ですが、なんと徳川家光が将軍だった西暦1643年(寛永20年)頃に始まりだったと言われています❗
現在の二本松神社はその当時の藩主(城主)丹羽光重が「領民に神様を敬う気持ちを高め、より良い政治を行うために」と神社を建設したらしく、その思いを領民が「お神輿」や「お祭り」を行うようになって今に至るらしいです😁
長い年月祭りが続けられてるうちに、「太鼓台」や足元を照らす「提灯」などが登場して、少しづつ現在の【二本松提灯祭り】になってきました。
西暦1918年(大正7年)には今の二本松提灯祭りと同じように、10月4日〜10月6日に開催されるお祭りに✨
10月4日の初日が『宵祭り』、二日目の5日を『本祭り』、最終日の6日を『後祭り』と呼び、3日間に渡って開催されています。
【二本松提灯祭り】では(本町・亀谷・竹田・松岡・根崎・若宮‣郭内)といった7つの町の【太鼓台】が登場します❗
威勢のいい掛け声・囃子の音・提灯のあかりに灯された太鼓台で五感すべてで体感でき、まさに日本のお祭り!ってのを肌で感じられます✨
【二本松提灯祭り】に登場してくる7台の太鼓台が全てが一同に並びながら練り動くのは、3日間のお祭りの中で初日の宵祭りのみになっており、初日最後に二本松駅に集結する場所となり、町中を練り歩いた太鼓台が7台が並びます!
提灯の明かりを灯し一列に並んだ太鼓台は、幻想的で迫力が有り、見る者たちを魅了します😍✨
自分の地元のお祭りなんですが、小さな町で普段はシャッターが閉まってる店ばかりの街が、この三日間だけは凄い盛り上がりを魅せ、観光客も有りがたいごとに沢山来て頂けます✨
来月の10月3日から三日間やってますので、ぜひご興味有る方はいらして下さい😁❗
【尾張津島天王祭】
津島天王祭は【津島のお天王さま】とも呼ばれた津島天王社の祭礼になっています、また重要無形民俗文化財に指定されてます。
以前までは旧暦の6月14日・15日両日に行われていたらしいです。京都で行われる祇園祭では山鉾巡行が行われていますが、津島が伊勢と尾張を舟でつなぐ湊町だったということもあり、津島天王祭では川に船を浮かべて行います。このことから尾張津島天王祭が日本の三大川まつりになったみたいです✨
尾張津島天王祭の始まりは確かな史料がないらしく、創始年代は明らかになっていません💦現存史料として残っている、一番古い記述が大祭筏場車記録に残っていて、西暦1522年(大永2年)から車楽船の置物人形などが記されていることからも、当時すでに祭りが行われていたという事がわかります。なので15・16世紀にはお祭りが始まったと推測され500年以上の歴史が有ると思われます🤔❗
【尾張津島天王祭】の行事や神事は数か月もの間つづきますが、その中でも祭のクライマックスになる「宵祭」と「朝祭」があり。例年「宵祭」は7月第4土曜日、その翌日に「朝祭」が行われます(*´▽`*)
宵祭での巻藁舟には400個余りの提灯が飾られていて、提灯の灯りが川面で揺らいでうつり『津島笛』の音色と相まって幻想的な空間や景色が楽しめます😍
この400個余りの提灯に飾られている巻藁舟が、天王川を進んでいくさまが、このお祭りの最大の見せ場となっているみたいです✨
翌日の朝祭では6艘の車楽舟が楽を奏でながら漕ぎ進みます、車楽舟は津島5艘と市江車から成ります。
先頭の市江車から10人の若者達が布鉾を持って、なんと水中に飛び込み神社まで泳ぎ渡り奉納を捧げるみたいですΣ(・ω・ノ)ノ!
自分はまだこの【尾張津島天王祭】には行った事がないので、今年は終わってしまったからぜひ来年時間が取れそうなら、家族で見に行ってみたいです😍❗
【おわりに】
いかがだったでしょう?気になるお祭りは有ったでしょうか??
紹介させて貰ったお祭りのうち、二つはもう終わってしまっているので残念ですが、毎年行われているお祭りになってますので、ぜひまた来年にでもご覧になってみてはどうでしょうか??
来月行われる【二本松提灯祭り】にご興味ある方はぜひいらして下さいね!今も窓から太鼓台で鳴らされるお囃子の練習の音が聞こえてきます😍
そんじゃ、またね!